中高入試情報(2018/10/11共立女子第二中高説明会より)

本日は、京王プラザホテル八王子にて行われました
共立女子第二中学・高校の塾対象説明会に参加してきました。

校舎は中央線の高尾駅と西八王子駅の間に挟まれた位置にあり、
八王子駅と高尾駅から無料のスクールバスが出ています。

共立の校訓「誠実」「勤勉」「友愛」のもと
10年後、20年後に、自立して活躍できる女性を
育てることを方針とされているようです。

東京ドーム5個分の広い敷地
元々共立女子大学のキャンパスも含んでいましたが
都心に大学のキャンパスが移転したため
今は中学・高校でその広いキャンパスを活用しているようです。

クラブ数は中学が18、高校が24あり
入部率はともに85〜6%程度。

体育館は今耐震工事中で、
人工芝のテニスコートは9面もあります。
その他、ゴルフ練習場や400mトラックを持つ総合グラウンドなどもあり
部活動などでも広い敷地がしっかり活用されているそうです。

通学エリアに関しては
在校生全体では八王子市、相模原市、日野市、町田市、府中市、立川市の順に多く、
中学生だけに限ると、八王子市、府中市、立川市、
高校生だけに限ると、八王子市、相模原市、日野市、町田市らへんが多いようです。

中学部
中1〜2年までは共通クラスで、
3年生になるとAP(特別進学)クラス
S(総合進学)クラスに分かれます。
そのまま高1までがその形態をとり、
高2から特進理系、特進国立文系、特進私立文系、文理系、文系に細分化されます。

高入生は、高1年次は中入生とは混ざらずに別クラスで授業を行い、
2年目からは混ざるかたちのようです。

大学の進路に関しては
昨年度の卒業生は88%が四大へ、
3%が短大、3%が専門・専修学校、6%がその他・未定です。
他の高校同様に、早慶GMARCHでは苦戦をした部分もあるようです。

ちなみに、他大学へは40.7%が進み、
共立女子大への内部進学は49.7%と5割近くがいっています。
共立女子の人気が高い家政学部や看護学部などは
評定平均で3.6ぐらいを持っていれば進めるようですが、
併願のかたちであれば3.8くらいはいるようです。
また、文芸学部や国際学部などであればあまり評定は関係なく進めるようで、
学部を選ばなければ大学に進学できないということはないのが
大学付属の強みとして掲げられていました。

中学入試については
昨年度の入試では出願者が前の年の8割ぐらいに減ってしまったそうですが
手続き率は上昇したため、入学者としては逆に増加したそうで
他校への併願者は減り、第一志望者が増加したようです。

合格最低点についてはそれを下回る場合もあるようですが
6割程度を取っていれば安心だそうです。
また、第一志望の子はぜひ2月1日を受験してほしい筝です。
自校内併願として同時に複数日を出願しても費用は一回分だけでいいそうで
併願者の場合は、複数日受験した際の各教科の結果は
それぞれの中からベストのものを選んで判定するそうなので
迷うようなら同時併願で出願してほしいとのこと。

高校入試については
単願や併願で基準をちゃんと満たして出願していれば
基本的に合否に関しては安心をしてほしいとおっしゃっていました。

今年の入学者は102名と初めて100名を越えたそうで
単願の受験者が47名→53名→67名→77名と毎年増加
一般入試(併願)での歩留まり率は例年30%程度とのこと。

基準に関して
AP(特進)の場合
単願で3科12又は5科19
併願で3科14又は5科21
※内申加点は最大1つ

S(総合進学)の場合
単願で3科10又は5科16又は9科30
併願で3科12又は5科18又は9科32
※内申加点は最大1つ

加点項目に関して
APクラス・Sクラス共通の項目として
英検漢検数検で3級以上なら+1、
英検のみ準2級以上なら+2
Sクラスのみの項目として
クラブ活動継続、生徒会委員会活動、
3ヶ年皆勤などでも+1になるそうです。
また、八王子市内の受験者の場合
加点しても基準に届かない場合はSクラスのみ更に1加点あり。

また、個別相談では、+1を越えて加点(人物加点)する場合もあるそうなので
志望している場合などは早めに個別相談を受けることをおすすめします。
個別相談時に大丈夫だと判断されて、
2学期の成績で万が一、1ポイント足りなくなってしまっても
その場合は相談に応じるそうですので重要かと思われます。

併願に関しては私立併願も可能だそうです。
APクラスを希望しているがSクラスの基準しかない場合は
中入生のAPクラスの子たちも入試のときに
校内で同じ試験を実施するようでその平均点を越える得点を取れば
APクラスへのスライド合格も希望者は可能だそうです。

あと、特待制度についてですが
S奨学生(入学金、授業料、施設設備維持費を3年間免除)は
入試での合計得点率が90%以上となります。
A奨学生(入学金、授業料、施設設備維持費を1年間免除)は
入試での合計得点率が85%以上となります。
※審査によって継続も可能
B奨学生(授業料の半額を免除)は
入試での合計得点率が80%以上となります。
※審査によって継続も可能
とのことです。

高校入試のみ
単願の場合
1・2学期総合成績で5科25又は9科43以上ならS奨学生
1・2学期総合成績で5科24又は9科42以上ならA奨学生
併願の場合
1・2学期総合成績で5科25又は9科43以上ならA奨学生
が適用されるようです。

ちなみに、奨学生については
1年目では適用のない生徒でも2・3年目から認定される場合もあるようで
勉学へのモチベーションアップにつながっているそうです。

以上となります。

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