高校入試情報(2018/10/5大成説明会より)

本日は、三鷹駅から小田急バスで5〜6分、
徒歩で20分ほどのところにあります
私立大成高校の塾向け説明会に出席してきました。

学校目標(スローガン)に
Opening minds, opening futures!
〜知力を開花させ、未来を切り開け〜

教育目標
「学んだことを活かすための知力を育て
人としての徳を重んじる人材の育成」

を掲げられています。

英語教育が読み書き中心のものから
四技能を総合的に強化していく時代の流れに対応し、
海外でも使われている「Keynote」を今年度入学した生徒から
教科書として使い始めているそうです。
「Keynote」はTED talksを基に編纂されたもので
英語四技能をバランスよく学べる、アクティブラーニングにも対応、
美しい文章はコミュニケーション力をUPさせるなどの利点があると
おっしゃっていました。

また、従来の定期試験の他に、GTECを年に2回実施しているそうです。

こういった状況を踏まえて、
現中学2年生世代(2018年時点)より
リスニング試験を一般入試に導入するそうです。
年度でいいますと2020年度入試にあたります。

今後準備が進めばスピーキング入試導入も検討していきたいとのことです。

高3の大学合格状況ですが、
国公立大については
2016年4名、2017年2名に対して
2018年は7名出しているの上向いています。
具体的には筑波大1名、東京学芸大1名、電気通信大3名、
大分大1名、都留文科大1名です。

それに対して私立大の方は
早慶上理GMARCHに絞ると、
2016年45名、2017年47名に対して
2018年は13名と一気に減らしています。
それ以下の大学に関しては例年よりややDOWNくらいなので
GMARCH以上の私立大学で定員厳格化の影響をもろに受けた印象です。

ただ、こういう数字を出そうとしない高校もあるなかで、
しっかり数字を出されているのは良い印象が持てます。
今後の対策と来年度入試結果での回復が待たれます。

入試に関してですが
昨年度の合格者最低点は、
文理進学が181点、情報進学が171点、
特別進学が141点(ともに素点での状態)だったようです。
特進は別問題で難易度が高いため点がやや低くなっています。

文理進学から特進へのスライド合格は211点以上で25名、
情報進学から文理へのスライド合格は171点以上で33名いたようです。
逆に特進から文理へのスライド合格も31名出たそうです。
併願取れているから安心と点数が悪い場合はコースダウンもありえるようなので
しっかり入試問題への取り組みも必要だと思われます。

入試基準については

文理進学コース
単願で9科29以上、併願で9科31以上、
※内申加点はどちらも2点まで

情報進学コース
単願で9科28以上、併願で9科30以上、
※単願だと内申加点は2まで、併願は1まで

加点内容としては
①英検漢検数検3級以上(2つ以上あれば2点可)
②3年次皆勤
③大成高校主催Vカップ、Jカップ、Sカップ、Wカップ出場
④受験生の兄姉が在籍、または父母兄姉が卒業生
⑤部活動3年間継続(同一部活)
⑥生徒会の会長、副会長、書記、会計

特別進学コース
単願(成績特待)は5科22以上または9科40以上
※内申加点なし
併願は5科19以上
※英検漢検数検準2級以上が1つ以上で1点のみ加点

単願は併願不可、延納手続き不可、他校受験不可
一般入試は2/10、2/12の二回入試日があり、
2/10は併願優遇可、延納手続きは併願優遇者のみ可、国公立の受験のみ可
2/12は併願優遇可、延納手続き不可、国公立私立の他校受験可となります。
特に注意が必要なのは今年度から
2/10の入試であっても併願なく受けると合格した場合、
都立の入試日までの延納手続きが出来ないことです。
ご注意ください。

特進の入試試験での得点が
250点以上で特待生A1
220点以上で特待生A2
190点以上で特待生A3
150点以上は全員特進として合格になります。
149点以下で併願優遇の場合は
文理進学へのスライド合格となるそうです。

以上となります。

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