中高入試情報(2018/6/7明法説明会より)

本日は明法中学・高等学校の説明会に行ってきました。

こちらは西武国分寺線小川駅より
徒歩18分ほどの場所にある学校ですが、
武蔵野市あたりからですと
今回自分自身そのルートで行きましたが
西武新宿線東伏見駅から久米川駅までいき、
西武バス立川駅北口行きにのり
明法学院前というバス停で降りる方法が
時間も短く、楽にいけます。

こちらは元々男子校でしたが
高校部のみ共学化が来年度よりされます。
中学部は男子校のままのようなので
どういう風になるのか気になっていました。

説明会での内容を書いていきたいと思います。

2017年の入学者が
中学 35名 高校 67名
2018年の入学者が
中学 34名 高校 79名
となっており、
今年は女子も募集をかけるのでどうなるか
という様子でした。
元々環境や指導カリキュラムなどは
しっかりした校風が感じられるので
高校部などでは増加傾向になるのは
間違いないかと思います。

こちらの学校は学力の向上などとともに
「生徒自治力」というものを教育方針として掲げられていて
学校が主体となって仕切っていくだけではなくて
生徒自らが発信し、考え、行動していくように
育てていきたいそうです。

ちなみに学力面においては
MEIHO10という10年後の明法の姿を想定した
明法将来構想というものがあり
①中入生の高校入学時点での偏差値60以上
②卒業時には、全員GMARCH以上の学力保証
③卒業生の半数以上が偏差値65以上の難関大学合格
を目指して色々強化を図っていくようです。

2017年に新しく実施した事業としては
中3生対象にスタディーキャンプという勉強合宿を3学期に行い
高校生対象としても定期考査前にスタディーキャンプを
計4回実施したり、自立型学習プログラムを立て、
模試分析会や、放課後学習会(高3対象)なども行われたようです。
校内アンケートをもとに、今年も継続実施するそうです。

2018年からの新しい取り組みとしては
キャリアアドバイザーによる生徒向け講演会や進路相談の実施
外部講師を活用した講演会や研修会
スタディサプリの利用
Classiの活用(ICT機器等の活用)
などがあるそうです。

ICT関係では少し後手にまわっている印象ですが
今後色々修正されていくのかと思われます。

さて、
高校部共学化に向けて、
女子で受験を検討されている方のなかで
かなり気になるのは制服や施設面などかもしれません。

制服は明法へ説明会や学校見学に行かれれば見れますが
今回制服写真の入ったポケットアルバムをいただいたので
内部生の方は気になれば声をかけてください。
お見せします。

施設・設備面に関しては
元々女子トイレ自体はありましたが
流水音装置の設置や食堂の女子トイレ洋式化
保健室での女子用ベッド増設
体育館女子更衣室の設置
体育館1階に防犯カメラ設置などがされたそうです。

続いて、
中入生と共学化した高入生をどうクラス編成するかですが
現状では、中入生は中入生のまま
高入生は高入生でクラス編成をし、
高2以降で混ざったりも少しあるようですが
中入生は男子の高入生と混ざるぐらいで
考えられているようです。
ただ、高2から国公立難関私大、私大コースに分かれる際に
国公立難関私大コースへ進んだ場合と、
あとは選択授業などで一部混ざることはありそうです。

部活動については
現状、女子だけでの部活を事前に用意はしないようです。
いまあるどの部活にも入れるようにした上で
女子だけでの部活動などを望む場合は
まずは同好会の設立などから始めて部活へと
生徒自身が発信するかたちで進めてほしいそうです。
「生徒自治力」という方針の流れですね。

他にも女性専任教諭を増やすなど
色々と共学化に向けては準備をされているようです。

ちなみに、
中学部についても少し書きますと
中学部は
サイエンスGEコース
国際理解コース
進学GRITコースに分かれます。

サイエンスGEコースは
ロボット・プログラミングなども学びながら
週4回の問題解決型授業(PBL)「GE講座」で
科学的思考力・問題解決力などを養うそうです。

国際理解コースは
海外語学研修やボランティア活動などを通じて
国際人に必要な教養やスキルを身につけていくそうです。

進学GRITコースは
学習と部活動・生徒会活動との両立で
「文武両道」の達成感を味わい、
校内の中核的存在としての成長を促していくコースだそうです。

この3コースについては
出願時に、希望コースを最大3つまで記入し
受験は行われるそうです。

およその目安としては
サイエンスGEコースが7割
国際理解コースが6割
進学GRITコースが5割を合格ラインとして
設定しているようです。

入試形態としては
適性検査型・自己アピール入試などもあります。

3コースにおいて
全入試ともに共通問題で出題され
国際理解コースの選考では英検4級レベルの
スピーキング試験が5分程度で行われるようです。
英検4級以上取得者にはスピーキング試験は免除されるそうです。
あと、4科入試を受けた場合は
2科での選抜をした上で漏れた場合に
4科での合否判定も行われるようです。

また、
英検優遇制度、文化スポーツ優遇制度などもあるようです。

高校部の入試基準については
総合進学コースで
単願 5科18以上(9科に1がないこと)
*最大3ポイントまで優遇
併願 5科20以上(9科に1がないこと)
*最大3ポイントまで優遇

特別進学コースで
単願 5科20以上(9科に2がないこと)
*最大2ポイントまで優遇
併願 5科22以上(9科に2がないこと)
*最大2ポイントまで優遇

総合進学の場合
英検準2級以上で3ポイント
漢検数検準2級以上で2ポイント
英検漢検数検3級で1ポイント
文化スポーツ優遇制度適用で2ポイント
生徒会・委員会・部活動でのリーダーで1ポイント

特別進学の場合
英検準2級以上で2ポイント
文化スポーツ優遇制度適用で2ポイント
加点があるようです。

また、特待生の基準は
Sが入学金・授業料・施設設備費・教育充実費を実質全額支給(3年間保証)
αが入学金・授業料・施設設備費・教育充実費を実質全額支給(1年間・更新あり)
βが入学金・授業料・施設設備費・教育充実費を実質半額支給(1年間・更新あり)
で、
特別進学コースの条件を満たした上で

単願だと
Sは5科23以上かつ9科40以上
αは3科14以上または5科23以上
βは3科13または5科22

併願だと
Sは5科24以上かつ9科42以上
αは3科15以上または5科24以上
βは3科14または5科23

となっています。

以上です。

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