中学入試情報(2019/4/26桐朋女子中学説明会)

本日、京王線仙川駅を最寄りとする桐朋女子中学の
教育関係者対象説明会が実施され、行ってきました。

校長が新しく今野淳一先生に代わられたそうです。
今野先生は今まで7年間副校長を務めていた方だそうです。
ただし、前の校長先生が司会をされていて現場に戻ったとおっしゃってましたので
退職されたわけではないようです。

説明会の内容についてですが
2019年度入試では、新しくCreative English入試を導入し、
2月3日に行われていたB入試は2月2日午後に変更、
また2科・4科の選択を可能にしました。

Cerative English入試は出願者受験者ともに8名となり、
合格者4名、入学者1名と数を出すことが出来なかったのが反省点としてあるようです。

B入試は出願者129名(昨年71名)、受験者56名(昨年19名)、
合格者43名(昨年12名)と数を増やすことができたようです。
とはいえ入学者数については10名(昨年6名)とそこまで大きな変化はありません。

A入試はほぼ昨年同様の数字となり、
論理的思考力&発想力入試については出願者55名(昨年86名)、受験者33名(昨年44名)、
合格者31名(昨年35名)、入学者8名(昨年14名)とやや減少した数字となっています。

実出願者総数としては52人昨年より増加ましたが
実受験者数、手続者数は伸び悩んだ入試結果となったようです。

2020年入試に向けては、
入試の種類や日程・募集人数に変わりはありません。
ただ、A入試については今まで同様国語算数は45分でそれぞれ実施ですが、
口頭試問という試験については口頭試問準備に約40分(昨年約30分)、
試問に約15分(昨年約10分)と時間を増やし、
その分課題を増やすのではなく考える時間などを充実させるそうです。

口頭試問準備とは、授業形式でパワーポイントなどを使った説明がまずあり、
それについてをちゃんと理解できているかペーパー形式で答えるなどを行うようです。
その後、その内容についてを試問の時間で口頭にて確認するようです。

Cerative English入試はA入試の口頭試問に近い形式で行われ、
まず課題準備室で約30分、授業を受けたりビデオを見たりしながら
課題を解き、英作文を行うようです。使用言語は主に英語とのこと。
その後、インタビュールームにて、約10分英語によるインタビューを行うそうです。
英検3級程度の能力があるかを確かめるようです。

B入試は2科・4科選択となりましたがよくある形式のようで
まず2科合計を基準に合格者の選抜を行い、
合格していない4科の受験者をその後で選考し、
更に合格者を選抜するようです。

2019年度入試、大学の現役合格実績としては
東北大1名、お茶の水女子大1名、東京外国語大1名、東京藝術大1名、
東京農工大1名、信州大1名、首都大東京3名と国公立に9名

早稲田大8名、慶応大6名、上智大15名、明治大3名、青山学院大21名、
立教大10名、中央大6名、法政大9名、学習院大7名、東京理科大1名、国際基督教大1名が
上位私立大の結果です。

以上が今回の説明会報告となります。

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