自分を創造する

ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)という
アイルランド人の劇作家・批評家がいます。

このひとは有名な言葉をいくつも残していますが
下記のものは見たことあるひとも多いかもしれません。

Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.

人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである

この言葉は生徒たちにはぜひ胸に刻んでおいてほしいものです。

勉強でも、スポーツでも、人間関係でも、
自分はこういう人間なんだ。自分はできない
そう決めつける前に、少しこの言葉を思い出してみてください。

例えば、何かまだ成し遂げられないことがあったとしても
それはまだ道の途中。これからたどり着けばいいのです。

理解にはひとそれぞれかかる時間が違いますが
時間がかかるということは身につけるまでに
それだけ接する機会も多いのです。

むしろ身につければ他の人より忘れない。
そう考えてみれば、否定的にとらえていたものも
逆に武器になったりしますよね。

ですが、諦め、何もしなければ
何も変わることはないわけです。

バーナード・ショーは

Men are wise in proportion, not to their experience,
but to their capacity for experience.

人間が賢いかどうかは、その経験のいかんによるものではない。
その経験をいかに生かすかによるのである。

とも言っています。
大事なことは自分を知り、
自分をよりよく変えていく意志と実行力です。
困難も自分をよりよくする
材料にしていきましょう。

それはきっと大人でも言えることだと信じて、
昨年末にジムへ行き始めたわけですが
まだまだ道の途中です。

ところで、この劇作家は
1856年に生を受け、1950年に亡くなりました。
94年もの長生きをしたわけです。

何と菜食主義(ベジタリアン)だったそうで
食べるものはチーズ、バター、タマゴ、野菜、パンに限られていて、
飲み物はりんごジュースだったそうです。

85歳のときには

「私は現在85歳だが、もうかなり長く生きたので、そろそろ死のうかと思っているのだが、
なかなか死ねない。ビーフステーキを食べれば、ひと思いに死ねると思うのだが、
私には動物の死体を食べるような趣味はない。私は自分が永遠に生きるのではないかと思うと、
空恐ろしい気分になる。これが菜食主義の唯一の欠点である」
( 引用サイト )

という言葉を残しています。

94歳で亡くなった原因も老衰や病気ではなく、
庭の手入れで梯子から転落したことのようです。

しかし、完全な菜食主義だと
ビタミンB12欠乏症にもなりやすいらしいので
何がいいかはよくわからないものです。

 

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