聖徳学園学校説明会

聖徳学園では、①真のグローバル教育・②STEAM教育を実践するため、
きめ細かな指導を行い、自ら学び自ら考える生徒を育んでいきたいそうです。
そこで、グローバル教育とアクティブラーニング、ICTを活用していくという話でした。

ここまでは、今さらそのような話を敢えてする必要があるのかなと思っていました。
ただ、グローバル教育では、第二言語学習にこれまで行っていた中国語に加えて、
新たにロシア語・韓国語を加えたこと。
STEAM教育ではコンビニエンスストアの模擬商品発注を行ったりするなど、
ICTを上手く使ってプランニングやプレゼンテーション活動を行っていました。
この手の話は結構色物が出てきたりすることもありましたが、
かなり面白そうな中身且つクオリティの高さに感心しました。
説明会で流すパワーポイントからして今までで見てきた中で1〜2番の質でした。
ICTに関しては相当優秀な教員がいるのか、業者と提携しているのだろうなと感じました。

大学入試結果に関しては、国公立合格は11名で(176名中)首都大3名 農工大2名
東工大1名 電通大1名 防衛医科大1名などでした。
早慶上理の合格は、早稲田13名 慶應6名 上智12名 理科大9名 ICU1名の41名です。
拓大一校・東京電機大付属・八王子学園・明星・工学院といった競合校とは、
合格実績で頭2つ抜けていました。
GMARCHの合格は 学習院5名・明治15名・青山11名・立教5名 中央18名 法制15名で、
こちらは拓大に次ぐ2番目の結果でした。
昨年は私立大合格定員厳格化の煽りをもろに受けていたようですが、
本年はV字回復を成し遂げたようです。
2017年度に設立した難関国公立クラスの実績が来年から出ますので、
かなりその結果に期待している様子でした。

2020年度の入試要項については、いくつか変更点があります。
中学部では2/3入試が2/11実施になります。
都立武蔵・三鷹の中学入試練習校という色彩の強い学校ですので、
都立中高一貫校入試の2/3の受験率が悪く、来年から日程変更になります。
一方で適性検査型入試受験者数はうなぎのぼりのようで(都内3位)、
採点シートは廃止し、試験当日に解答解説が配布されます。
結果として試験回は、2/2午前プログラミング入試 2/2午後&特別奨学生入試
2/4午前 2/11午前 計5回あります。

高校入試は、推薦入試が1/22 一般入試が2/10・2/11に行われます。
文理進学コースはこれまで傾斜配点を導入していましたが、
来年から国数英の3教科300点満点で試験が行われます。
英検準2級以上取得者は無試験満点扱いですが、
2018年度は受験者の半数以上が準2級取得者だったそうです。

内進基準は新たに9科基準が設定されました。
推薦基準は難関国公立が5科21or9科36・文理進学5科19or9科34
併願優遇は難関国公立が5科22or9科37・文理進学5科20or9科35です。
加点は難関国公立が+1まで、文理進学は+2までです。

1点加点の項目としては
英・漢・数検3級、TOEFL iBT30点、TOEIC290点、3ヶ年皆勤
生徒会役員・委員会委員長、クラブ部長、クラブ・課外活動での実績(都大会など)
留学・海外生活経験、郊外の活動や地域貢献の実績など
2点加点の項目としては
英・漢・数検準2級以上、TOEFL iBT45点、TOEIC450点

説明会での話は以上になります。

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