錦城高等学校説明会

冒頭の校長先生からの話では、
①4年制の大学へ、本人の希望に沿った形で進学させる
②ある程度圧をかけないと生徒は伸びない
③学校としては子供の自立も教育の一環と捉えているが、昨今は面倒見の良さとして学校に何でもかんでも求めようとする保護者が増えている
…等の話がありました。


錦城高校は付属の中学・大学を持たない(千代田区神田の錦城学園は同じ学校法人)ため、上位大学の進学実績を最大の売りにしています。そのため、募集の段階でもハードルが高く、真面目で素直な優等生を多く集めたいという姿勢が、はっきり伝わってくる内容でした。アルバイト禁止・髪染め禁止・アクセサリー禁止を説明会で確認する学校は初めてです。

学校のスタンスとして「塾に通う必要はない」と公言し、以下の説明がありました。
①平日は6限授業に加え、土曜日には午前中に4限の授業を組んでいる
②部活は最大でも18:30までしか行わせず、学習時間を確保している
③高3生の夏期講習はみっちり授業を組んでいる
ただ、普段の学習については自立を促すという名目で、実情は本人任せという印象です。そのかわりに進学クラスと特進クラスのメンバー入れ替えを50人規模で行うなど、大ナタを振るって生徒たちにプレッシャーをかけているようです。
柳沢校から錦城高校に進学した生徒達も、現役合格で筑波大学や医療系大学などに進学していますが、いずれも高校3年間塾に通い続けており、生徒本人に全てを任せる形で果たして良いものなのかな?という疑問は残りました。

進学実績(現役)は、国公立大が81人です。
一橋3人 北大2人 東北大2人 阪大1人 九州1人 農工大9人
芸大11人 首都大13人 千葉大4人 東京外語大2人 横浜国立大4人など
早慶上理(現役)は87人、GMARCH(現役)207人で、
昨年と比べると微増の形です。

募集要項については、出願方法はWEBのみです。
推薦基準は 特進 5科22(21は相談可能※中学の先生のみ)
      進学 3科14且つ5科23
※評定に2以下なし、各学年で欠席・遅刻・早退それぞれ5回以内

併願基準は 特進 3科14且つ5科23且つ9科39
※9科38は相談可能
      進学 5科22且つ9科38
※9科37は相談可能

※私立中学に通っている生徒は内申ではなく、VもぎWもぎの偏差値で診断
特進67 進学63(2回分の平均)
※サレジオと武蔵野東中は、公立校の基準で行う

加点優遇は、内申5の人は加点なし。
①英検3級以上合格者の内申が3の場合→4
準2級以上合格者の内申が4の場合→5
②漢検準2級以上合格者の内申が3の場合→4
2級以上合格者の内申が4の場合→5
③数検3級以上合格者の内申が3の場合→4
準2級以上合格者の内申が4の場合→5

以上が錦城高校説明会の概要です。

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