定期テスト対策が始まりました。

「なんか損している気がする」
☝そんなことはありません。
だって、他の人よりいち早く、
定期テストの勉強に取り組み始めたのですから。
やらなければいけないものと腹をくくって、
ポジティブにいきましょう。

ここで、定期テストの勉強方法を少しアドバイスすると、
①スケジュールの管理
②いかに効率よく勉強できるかということ
以上の2点が特に重要になってきます。

「スケジュール管理?そんな時間があったら勉強した方がまし。」
そんな風に思ってしまった人もいるのではありませんか?
ここでいうスケジュール管理とは、
単に勉強スケジュールの時間割を作りなさいというのではなく、
(無論、時間割を作って進めた方がよりいいんですよ!)
学校への提出物を計画立てて行いなさいということなんです。

提出課題を終わらせることって、想像以上に時間がかかることなんです。
「そんなの普段から進めておけば問題ないじゃん!」
その通り。それが家庭学習の理想形です。
習ったことはすぐに復習しようってことで。
ただ、部活を抱えている生徒にとっては疲れもあり、時間的な制約もあり、また、TVやゲーム、YouTubeなどの誘惑があったりなんかして、やろうと思っていてもなかなかやれないところが実情ですよね。

そこで定期テストの3週間前に、1日に行う課題の量を決め、日々欠かさず行っていくわけです。
そして、テストの1週間前にはすべての課題を終わらせ、残りの1週間を純粋なテスト勉強(内容の再確認と復習演習)の時間に充てます。
あくまでも計画ですので、多少のずれは構いません。
しかし、著しく進み具合が遅れている場合は、集中力や進め方にも問題があるとは思いますが、何よりも計画に問題があると考えましょう。
「自分にとっては、テストの3週間前から課題を始めていたのでは遅すぎるのだ。」と。
ですから、その次のときのテスト勉強は、3週間よりもさらに前から進めなければなりません。

そして、効率よく勉強することも重要です。
無駄なくといってしまえばそれまでなのですが、むしろ同じ勉強時間で効果を高めるやり方をしようという方が近いかもしれません。例えば、塾でテスト勉強する内容は、自分では解けなかったり、自信がなかったりする内容を行うことです。
漢字や内容の暗記など、自分1人で行えることは、自宅で勉強しましょう。
また、自宅で漢字や英単語の学習をするといっても、ただ書き取りを行えばいいってものではありません。
漢字や英単語なんて3〜4字(単語)以降は、惰性で書いているようなものですから。
ですから、仮に30分勉強するといっても、30分続けて行えばいいというものではないのです。
例えば英単語を30分学習するなら、就寝前に15分間書き取りを行って、記憶の薄れている起床後に15分間の復習演習をした方が、覚えていない内容の確認と記憶した内容の定着を図る上でも、効果は一層高くなるのです。

また、実際の勉強ではその他に、それぞれの人格や意欲、力量などによって、学習の効果は変わってきます。
自分が集中力を保てる時間や、時間単位当たりの自分の仕事量(勉強量)を知ることは、効率良い学習を実践する上でとても重要です。
「己を知ること」も意識して、定期テスト学習に取り組んでみてください。

皆さんの成功を願っています!!

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