中高入試情報(2019/6/26東京立正中高説明会)

本日は、丸ノ内線新高円寺駅より徒歩8分程度のところにある
東京立正中学・高等学校の教育関係者対象学校説明会に参加してきました。

こちらは
「五重塔を建てるよりも、学校をつくって
人間の塔を建てよう」
「生命の尊重・慈悲・平和」
を建学の精神・理念とする学校です。

新しく今年から校長に就任されました
梅沢辰也先生によるお話として
「生徒たちを必ず幸せにしてみせる」という
強い思いを語られていました。
決してそれも絵空事として終わらせるのではなく
説明会自体もそうですが、様々な改革への着手など
本当に変わろうとしているのがよく伝わってきます。
今後の東京立正がどう変わり、
それがどういう影響として出るのかとても楽しみな学校です。

生徒たちを幸せにするために掲げていることとしては
文武両道の極み」授業が面白く部活が楽しい学校
全員レギュラー」補欠は一人もいない学校
挑戦と失敗」を応援する学校
なぜ?」を追求する学校
教室から世界を変える」と挑戦する学校
があります。

総じて言いますと
一人一人が個性を発揮し、活躍をできる環境
そして、挑戦を恐れない姿勢と深い思考を身につけること
そういう教育を教師だけではなく生徒たちも含め
みんなで作り上げていくそういう改革を進めていこうとしているようです。

現在、当たり前として受け入れてしまっていることでも
それが本当に必要なことなのかを今一度見直していくそうで、
そのひとつとして挙げられるのがチャイムをなくしたことです。

前回の説明会でそれを聞いたときはなるほどぐらいにしか思いませんでしたが
今回の内容を聞いてみて合点がいきました。
チャイムはそれが鳴ることで授業から休み、休みから授業へ切り替わります。
そのためチャイムが鳴ってから授業への準備をすることによる時間のロスがあります。
しかし、チャイムがなく、全員がちゃんと時計を見て確認しないといけない状況なら
授業開始時間には準備を終えてスタートが当たり前のことと出来るわけですね。

これは傍から見れば小さなことに見えてしまうかもしれませんが
積み重なっていけば大きな変化になることです。
他にもHR前の教員による会議なども挙げられていましたが
本当にこのままでいいのか?それをもう一度見直そうとされていました。

行事・考査・評価法・時間割・校則・クラス編成など
様々なことを今議論している最中だそうです。
当然結果として変わらないものもあるでしょうけど
もしかしたら大きく変わるものもあるかもしれません。
そういうものがあれば説明会報告でお伝えします。

入試結果報告としまして

中学入試では
2科で23名、AOで0名、思考力で6名、
得意2科で12名、奨学生で13名の受験があり、総計54名になりますが
全員今年は合格となったようです。
結果入学したのは25名です。

入試結果としては
2科が最高134点、最低69点、
得意2科が最高116点、最低66点、
奨学生が最高143点、最低142点、
思考力が最高115点、最低64点です。
奨学生入試の結果が最高点と最低点の差が狭いのは
その範囲内にない子たちは奨学生ではない状態で
合格扱いとなったためではないかと思われます。

2月1日(土)午前に適性検査型奨学生入試、2科目入試
2月1日(土)午後にAO入試、得意科目選択2科入試
2月2日(日)午前に得意科目選択2科入試
2月2日(日)午後に前期奨学生入試
2月5日(水)午前に後期奨学生入試、AO入試
2月13日(木)午前に適性検査型Ⅰ入試、2科目入試があります。

上記のように今年度入試から
思考力入試を適性検査型奨学生入試に改めます。
都立富士型の問題を作成するようなので、都立富士受検者には
直前での場慣れにも活用できそうです。
こちらはⅠ・Ⅱ・Ⅲで各45分100点(計300点)になります。

奨学生制度
80%で入学金(中高)、6年間授業料相当額
75%で6年間授業料相当額
70%で6年間授業料半額相当
65%で中学入学金相当額となります。
上位3つの奨学金については年次審査があります。

2科目入試、AO入試、得意科目選択2科入試では
奨学金制度全体は適用外ですが
65%以上で入学金相当額の奨学金を受けれるそうです。

奨学生入試前期・後期については
2科目・得意科目選択2科よりは問題の難易度が上がります。
上記奨学生制度適用外でも4〜5割程度点が取れれば合格にはなるようです。

2月13日(木)の適性検査型入試
Ⅰ型のみの受験となり、2月1・2・5日の試験を受けていないひとのみが
対象となる入試のようですので、ご注意ください。

高校入試では
一般入試(2月10日・12日)で
スタンダードで計282名の出願、計251名の受験、242名の合格
イノベーションでは計2名の出願、計1名の受験、計1名の合格
アドバンストでは計9名の出願、8名の受験、8名の合格
結果として66名が一般入試で入学しています。
他に中学からの内部進学生が16名、
推薦入試による入学者が89名いますので
171名が高校部に入学しています。

高校推薦入試基準
アドバンストが9科31または5科17または3科10
スタンダードが9科27または5科15
イノベーションが9科29かつ英語評定4以上

高校併願入試基準
アドバンストが9科33または5科18または3科11
スタンダードが9科29または5科16
イノベーションが9科31かつ英語評定4以上となります。

どちらともスタンダードの基準に5科のものが新しく加わりました

素点9科36以上、または5科20以上は
3ヶ年授業料+入学金相当の奨学生対象となるようです。

3コースともに
漢検・英検・数検で
3級以上取得で+1ポイント
準2級以上取得で+2ポイント
最大3ポイントまで加算可能です。

スタンダードのみ(推薦最大3ポイント・併願最大2ポイント)
3ヶ年皆勤で+2ポイント
中学3年次1か年皆勤、生徒会役員、部活動部長、
3ヶ年部活動に所属、3ヶ年間委員や係に所属、
学校行事での中心的役割、中学の先生が推薦できる校外活動
部活動で大会出場などで+1ポイントになります。

他、入試得点による奨学金制度(3ヶ年)
80%(240点)で入学金・授業料
75%(225点)で授業料
70%(210点)で授業料相当額の半額
*年次審査あり
*奨学生はアドバンストまたはイノベーションコースでの入学
があります。

以上が報告となります。

—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—

◆夏期講習のご案内◆

7月22日〜8月30日の期間に、前期・中期・後期に分けて夏期講習を実施いたします。
1学期内容の総復習と2学期に向けての予習や、受験学年は入試に向けた演習を進めます。
各コース先着申込順定員制となっておりますので、お早目にお申し込みください。

詳細は https://www.ks-gakuin.co.jp/?page_id=21 をご覧ください。

—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—

KS学院武蔵野中町校
住所 :東京都武蔵野市中町2—6—5アルファ武蔵野Ⅱ 3F
最寄り駅 :中央線・総武線 三鷹駅

お問い合わせ先
電話 :0422−53−9199
メール:nakamachi@ks-gakuin.co.jp
担当 :教室長 瀬川
対応可能時間:14時〜21時(平日) 16時半〜21時(土曜)

—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—

カテゴリー: 学校説明会, 講習会 タグ: , , , , , , , , パーマリンク