中高入試情報(2018/6/19武蔵野大学中高説明会より)

本日は、三鷹駅からバスで10分程度のところにあります
武蔵野大学中学校・高等学校の塾対象説明会にいってきました。

現在は武蔵野女子学院ですが来年度改名されます。
また、中学部は来年度から、高校部は再来年度から共学化します。

そして、今年から新しく、
大阪府の箕面高校からきた
日野田直彦先生が校長先生になられたようです。

説明会1時間のうち40分を使い
今までどういう改革などをして、どういう実績を出されてきたか
日野田校長先生のビジョンについての話を
箕面高校の卒業生も招いてされていました。

チャレンジ精神が強く、
どんどん新しいことを進めていくタイプの方のようで
英語も、学力テストに向けてよりは
国際社会で使える英語力を身につけさせる意識が強い方のようです。

共学化とともに学校そのものが新しく生まれ変わるぐらいの
改革を進めていかれるのかもしれません。

入試情報などについて

まず高校入学者が3年間で1.7倍に増加しているようです。
各種説明会予約も例年の2倍以上で推移しているとのこと。

出口の方では
他大学への進学が57%、武蔵野大学へが30%
短大が3%、専門学校が5%、その他が5%のようです。

説明会ではあまり触れられませんでしたが
配られた資料によりますと、上位大学へは、
東京学芸大学が1名、上智大学が6名、ICUが1名、
立教大学が1名、青山学院大学が2名、法政大学が6名、
中央大学が4名となっています。
なお、武蔵野大学への進学者は67名です。

来年度入試については

まず、コース編成が来年度から中学高校ともに変わるようです。

中学部は今まで総合進学・選抜進学と2コース編成でしたが
世界基準のGLOBAL&SCIENCEと銘打って、1コース編成で指導を進めるようです。
GLOBALとしては、英語4技能を育成し、TOEFL60取得を目標にし
SCIENCEとしては、大学施設を利用した高度な実験を行ったり、
企業との共同開発プロジェクトなどを予定しているようです。

高校部については
文系創造、理系医療、国際交流、総合進学の4コース編成から
文系創造と理系医療をまとめたハイグレード選抜
国際交流をインターナショナル選抜
総合進学を本科という3つのコース編成に変えるようです。

また、武蔵野大学への進学に関して内部推薦的なものは
本科のコースの生徒のみを対象としていくそうです。
ハイグレード選抜、インターナショナル選抜は
海外などを含めた他大学へのチャレンジをして貰うようです。

来年度の入試については

中学入試では
第1回の2月1日午前入試では
前年の総合進学レベルの問題で出題し
第2回の2月1日午後入試では
前年の選抜進学レベルの問題を出題するそうです。

また、第2回2月1日午後と
第3回2月2日午前の入試には英語がありますが
英検3級取得者には50点の加点、
英検準2級以上取得者には満点扱いで英語試験免除とするようです。
最近、こういう傾向があちこちで見られますので
英検取得は受験において十分に武器となりうるようです。

ちなみに、
第3回2月2日午前入試は
算数の筆記試験英語の筆記試験&口頭試問のようですが
算数の場合は単問形式で答えさせるものを100点分
記述問題を50点分とするようです。
英語の口頭試問については英検準2級以上取得者も
受けてもらうかたちになるようです。

続いて、高校入試についてですが

ハイグレード選抜
推薦Aが5科20以上または3科12以上
推薦Bが5科21以上または3科13以上
併願優遇が5科21以上または3科13以上で
内進の加点措置はあるようです。
また、併願優遇の場合は
英検2級以上で英語試験免除
英検準2級で英語試験50点加点があるそうです。

インターナショナル選抜
高校側と個別相談を必ず行うことと
高校2年次に1年間留学が可能であることを確認された者
(留学費用は別途必要・留学時は学費減免)
また、併願優遇の場合は
英検2級以上で英語試験免除
英検準2級で英語試験50点加点があるそうです。

本科
推薦Aが9科30以上または5科16以上
推薦Bが9科32以上または5科18以上
併願優遇が9科32以上または5科18以上で
内進の加点措置はあるようです。
また、併願優遇の場合は
英検2級以上で英語試験免除
英検準2級で英語試験50点加点があるそうです。

となります。

以上です。

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