中高入試情報(2018/5/30文化学園大学杉並中高説明会より)

本日は私立文化学園大学杉並中高の
塾対象学校説明会に午前中行ってきました。

2018年度の大学入試結果は
国公立が4名から7名に、早慶上が8名から20名に、
GMARCHが31名から61名に、海外が0名から6名にと
進学実績は伸びたようです。

ダブルディプロマコースの1期生が卒業する年でもあり
この子たちがかなり実績に影響をしてるようです。

ダブルディプロマコース1期生13名の合格実績だけ見ると
早稲田3名 上智1名 ICU4名 立教大学2名
武蔵大学2名 獨協大学1名 神奈川大学1名 順天堂大学1名
University of British Columbia(BC州)2名 University of Groningen(オランダ)1名
Utrecht University(オランダ)1名 Masaryk University(チェコ・医学部)1名
Camosun College(BC州)1名 Selkirk College(BC州)1名 Yukon College(ユーコン準州)1名
と分母が13であることを考えれば良い実績かと思います。

また、このうち早稲田2名 ICU3名は日本ではなく
BC州の成績を活用してAO入試などで合格したようです。
日本の「文化学園大学杉並高等学校」と
カナダBC州政府の“Bunka Suginami Canadian International School(BSCIS)”の
両方の学校に在籍し、日本のカリキュラムと同時進行でBC州教員による授業を行う
ダブルディプロマコースの強みも発揮されたようです。

今回、共学化の1期生が入学したわけですが
中学入試では男子23名、女子69名が入学したため 男女比は1:3で3クラス編成
高校入試では男子88名、女子214名が入学したため 男女比はおよそで1:2の
10クラス編成となりました。

高校部はダブルディプロマ2クラス特進4クラス進学4クラスのようです。

中学入試制度には特に大きい変化はありません。

適性検査型入試は前年同様タイプⅡまでかタイプⅢまでか選択可能です。

英語特別入試はスペルミスを細かく見るよりスピーキングを重視。
英検4級相当の問題だそうです。

算数特別入試は1次50分(計算問題50問)2次50分(記述問題10〜15問)。
それぞれ7割ぐらいを取ってほしいようです。

サンプル問題は
https://bunsugi.jp/admission/exam-junior/
より確認できます。

高校入試制度にも大きな変化はありませんが
推薦・一般でともに5科に4があれば内申1加点というのが追加されました。
特進に関しては更に5科に5があれば2加点するそうです。

詳しい基準は

進学コースが
推薦 5科16または9科28 併願 5科17または9科29

特進コースが
推薦 5科19または9科33 併願 5科20または9科35

進学・特進ともに
英検・漢検・数検など3級以上、部活3年間継続、都大会出場、部長、副部長
3年次皆勤、5科に4があることなどで1ポイント内申加点あり。
特進は各検定準2級以上、3年次に生徒会役員、5科に5があることで
2ポイント加点ができるようです。

ダブルディプロマコースが
推薦 英検準2級以上かつ数学理科のいずれか評定4以上が出願資格
併願 特に定めず
また英検の2級以上取得者で不合格は出ていないそうです。

また内申点による特待基準として
A特待(入学金、施設費、授業料全額免除)が 5科23かつ9科40
B特待(入学金、施設費、授業料半額免除)が 5科22かつ9科38
C特待(入学金、施設費免除)が         5科21かつ9科36
D特待(施設費免除)が            5科20かつ9科34となります。

以上です。

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